ライフティ

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概要

ライフティはもともと、「ゼィープラス株式会社」という商号の信販会社でしたが、平成26年7月に、ライフティ株式会社に商号を変更し、新たに消費者金融事業に参入しました。

キャッシング事業開始当初の承認率は、同業他社が軒並み10%を切っている中で、約30%という驚異的な数値を出していましたが、これは、スタートダッシュをかけるための戦略的なものだったと思われます。

また、光通信グループの強みである、潤沢な資金力を活かして、
・セブン銀行ATM提携
・無利息35日間
など次々とサービス面も充実をさせてきました。

いずれにしても、アナログで保守的な会社が目立つ中小消費者金融業界の中では、かなり急進的な会社であることは間違いありません。

※注意
現在、ライフティは、本業のクレジット事業(信販事業)は好調のようですが、残念ながら、消費者金融事業にはあまり力を入れなくなってしまいました。(現在、WEB広告もほとんど見かけません。)承認率も低迷しており、申込みをしてもあまりよい結果は望めません。
よって、当サイトでは一旦紹介を中止しています。

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審査が通る中小消費者金融

※ライフティ外観(Googleマップより)

ライフティのここを評価

●親会社が大企業

ライフティは、光通信グループの完全子会社です。(正確には、上場企業の株式会社光通信の経理部門を独立法人化したリース会社である、「株式会社ビジネスパートナー」の子会社です。)
また、関連会社には、「ジャパントラスト債権回収株式会社」という、光通信グループのサービサーもあります。
このように、技術力、資金力に関しては、強力な後ろ盾があるので、設備投資を次々と行うことができるのです。

※光通信グループは、業界では、営業力が強く、急進的でイケイケのイメージがあります。

●セブン銀行とATM提携

ライフティでは、平成27年年4月より、センブン銀行とATM提携を行い、同時にキャッシングィカードの発行も開始しました。
その当時、セブン銀行とATM提携している中小消費者金融はなく、おそらく、ライフティが初めてだったはずです。
このことで、顧客の利便性は格段にUPしたはずです。
(セブンイレブンは、コンビニ店舗数ナンバーワンなので、名もない中小消費者金融ではなかなか提携できません。また提携にあたっては、数千万単位のコストがかかっているはずです。)

●35日間利息0円サービス

ライフティでは、初めて契約される方には35日間の無利息サービスを設けています。
最近では中小消費者金融でも、このように無利息サービスを設けている会社もでてきましたが、大手も含めて、「30日間」というのが一般的です。
ライフティが無利息期間を「35日間」としたのは、返済サイクルが35日間だということと、他社との差別化を図るためでしょう。

●ポイントサイトを運営している

ライフティでは、ポイントサイトの「ライフティポイント」を平成27年3月から開始しています。(それに伴って、「たっちぃくん」というマスコットキャラクターも登場しました。)

ポイントサイトとは、サイトに紹介されている商品やサービスのサイトを経由して登録や買物をすることで、ユーザーにポイントが発行されるサイトのことです。 ライフティの場合は、そのポイントを返済に充てることも可能です。

ライフティのここがイマイチ

●消費者金融事業には見切りをつけた可能性がある

ライフティは消費者金融事業開始直後こそ、30%ほどの承認率をだしていましたが、もはやその勢いは完全になくなってしまいました。
特に2019年度以降の落ち込みは激しく、2018年5月で5.43%あった承認率は、約1年後の2019年6月には2.09%まで落ち込んでしまいました。そして、その後、ネット広告からも撤退しています。

かたや、本業のクレジット事業(信販事業)は、「WEぶんかつ」という完全ペーパレスのWEB申込みシステムを開発し、かなり好調に残高を伸ばしています。

また、ライフティでは、2019年4月に代表取締役以下役員の変更があり、新体制となっています。
この一連の流れから推察すると、ライフティでは経営方針が変更されて、もはや消費者金融事業に見切りをつけてしまった可能性あります。
そして、クレジット事業が順調なだけに、残念ながら、当面この状況は続くと思われます。

今後も当サイトでは、今後もライフティの動向を注視していきます。
また状況に変化があればレポートしていきますが、当面の間、おすすめ業者として紹介するのは中止とさせていただきます。

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総評

ライフティの消費者金融事業の営業戦略は、やや、設計的過ぎたというか、机上で取り決めしたことを急激に進めすぎたような印象を受けます。

同業他社を圧倒するサービスにはなりましたが、大手のような属性のよい顧客を集客するまでには至らず、不良債権リスクを考えれば、コストをかけすぎたと言わざるを得ません。
また、そのようなことが、消費者金融事業への見切りにつながった可能性もあります。

クレジット事業は消費者金融事業よりも、客層はよいので、短期間で残高を積み上げることには適しています。
但し、販売店が倒産などすれば、一気に、その販売店の顧客は、解約や契約取り消しとなり、多額の損失を出すリスクもあります。

かたや、消費者金融事業はクレジット事業と違い、小口でリスク分散ができるため、手間はかかりますが、そのようなことは有り得ません。

このような観点から見れば、ライフティのように、クレジット事業と消費者金融事業を並立してゆくことは、本来、理想的なスタイルだったはずです。

様々な事情はあったのかもしれませんが、もう少し、じっくり腰を据えて、事業展開することができていれば、消費者金融事業も、また違った展開になっていたのかもしれません。

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