キャンセル後の再申込みで審査に通らなかった!なぜ!?

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Q:ある中小消費者金融に申込みをしましたが、希望金額に満たなかったので、その時はキャンセルして借入れしませんでした。
その後、他の消費者金融に何社か申込みをしましたが、どこも審査が通らなかったので、最初に申込みをした会社に再度申し込みをしました。
しかし、今度は否決となってしまい、最初に出た金額すら借入れすることが出来ませんでした。
ちなみに生活状況は何も変わっていません。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

A:このように何ら生活状況は変わっていないのにも関わらず、キャンセル後の申込みで否決になってしまうことは消費者金融の申込みではよくあります。
なぜこのようなことが起こるのか、考えられる原因をあげてみました。

ライター
中小消費者金融と上手く付き合うには、今日の決裁がいつまでもあると思ってはいけません。 「借入れ出来る時には速やかに借りておけ!」 これが鉄則です。

審査に落ちた原因は?

①先方担当者による審査基準のバラつきが原因

中小消費者金融には特にこの傾向が強く見られますが、各担当者や決裁者によって、審査基準にかなりバラつきがあります。
もちろん、ある程度の審査基準は定められていますが、細かなところは、各担当者や決裁者によって考え方が違ってくることがあるのです。

最初に申込みをした時と、再度申し込みをした時で、担当や決裁者が変わると、このようなことは発生しやすくなります。
甘い担当者にあたった時と、厳しい担当者にあたった時では、審査結果がまるで異なってしまうこともあるので、正直、運次第という面もあります。

②複数の業者に申込みをしたことが原因

複数の消費者金融に申込みをして否決になったということですが、短期間に何度も申込みをしたことで、いわゆる「申込みブラック」という状態になっているのかもしれません。

「申込みブラック」とは、短期間にあまりに多くの申込みをしている人を金融会社が審査で敬遠する状態のことを指します。
指定信用情報機関では、金融会社が照会した痕跡は6ヶ月間登録されるので、申込者が過去6ヶ月間に何件借入れの申込みをしているのか、審査する消費者金融からは一目瞭然なのです。
「申込みブラック」となる基準は、各会社によってバラバラなので、明確に、1カ月に何件以上がダメとかは言えませんが、私の経験では、月間5件程度までが常識の範囲かと思います。

③消費者金融側の一方的な都合

また、申込者に全く落ち度がなくても、その時の消費者金融側の一方的な都合で否決になっていることも考えられます。
例えば、資金調達が上手くいかず、「資金ショート」を起こしている時などは、そもそも消費者金融側に貸せるお金がないということなので、その間の申込みは全て否決となってしまいます。
公表していないだけで、実は「資金ショート」していたなんてことも有り得ます。
このようなことは大手消費者金融では考えられないかもしれませんが、中小消費者金融では珍しいことではありません。

対策はあるのか?

このようなことを防ぐには次のような方法が考えられます。
いずれにしても、せっかく可決の決裁が出たのであれば、借りられるときに速やかに借りておくことをおすすめします。

①希望金額に満たなくても安易にキャンセルをしない

例え審査結果が希望金額に満たなくても安易のキャンセルはしないことです。
もし他社に申込みして比較したいのであれば、キャンセルではなく、一旦「保留」の状態にしておいてもらうのが良いでしょう。
1週間以内の短期間の「保留」であれば先方も承諾してくれるはずです。

②最初から2件程度同時申込みをする

あまりに複数の同時申込みはおすすめしませんが、2件程度であれば、最初から同時申込みをして天秤にかけるのも方法です。
タイミングにもよりますが、上手くいけば2件とも可決となるかもしれません。
また、2件の借入れのタイミングが上手くはまれば、年収の3分の1を超える借入れが出来てしまう場合もあります。

     審査が通る中小消費者金融

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