セントラル

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概要

セントラルは愛媛県に本社がある中堅消費者金融です。
1973年に創業した株式会社黒川商事が前身で、業歴的には「老舗」の部類に入ります。

1993年に株式会社セントラルに社名変更して以後、中国・四国地方を中心に自動契約機「セントラルくん」を展開するなど、地元密着型のスタイルで営業展開していました。
そのため、業歴の割には全国区での知名度はあまり高くありませんでした。

しかし、2015年1月よりインターネットキャッシングを開始した際、

  • 融資エリアを全国に広げた。
  • 競合他社と比較して、高い可決率を維持し積極融資の方策を採った。

ことで、その知名度は一気に上がりました。

長年、継続してきた、地元密着型の営業スタイルから、インターネットでの全国展開に方向転換することは、かなり大きな、営業戦略上の決断があったはずです。

その後も、

  • 2015年12月に女性専用商品の「マイレディス」専用サイトをWEB上に開設
  • 2016年12月にオープンした横浜店を皮切りに、関東エリアへ続々と無人店舗を出店
  • 2017年2月にセブン銀行とのATM提携を開始

など、急ピッチでサービスの充実を進めており、現在もその途上段階と言えます。

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※セントラル本社外観(Googleマップより)

セントラルのここを評価

●業歴が長く、財務局登録

セントラルの歴史は長く、その創業は昭和48年になります。
業歴の長さもさることながらポイントは都道府県知事登録でなく財務局登録ということです。(営業所が複数の都道府県にまたがる場合、貸金業登録は財務局登録となります。)

財務局登録は消費者金融業界では「ステータス」です。
財務局登録は、都道府県知事登録に比べて、監査のレベルが高く、いわゆる「街金」のレベルのコンプライアンス体制では務まらないからです。

その店舗数の多さからもセントラルは「準大手」の立ち位置にあると言っても過言ではありません。

●セブン銀行ATMから入金、出金が可能

セントラルでは、2017年2月27日より全国のセブン銀行ATMで利用可能な「Cカード」の発行が開始しています。
最寄りのコンビニから借入れ、返済が出来るので大変便利です。
Cカードについての詳細はセントラルで専用窓口を設けています
カードサポートデスク:電話番号0570-099-911(8:00~21:00)

●30日間金利0円サービス

セントラルでは、はじめて利用する人に限り、最大30日間無金利サービスを実施しています。
改正貸金業法で上限金利が下がった現在、中小消費者金融では、このような無金利サービスを実現している会社は少ないので大注目です。

ちなみに30日間の金利相当額は、年率18.00%で利用した場合は、以下のようになります。

・10万円を利用した場合・・1,479円
・20万円を利用した場合・・2,958円
・30万円を利用した場合・・4,438円

対して、最低分割金を支払い、一度も追加融資を受けずに完済まで支払った場合の金利相当額は以下の通りです。

・10万円を利用した場合(分割金4,000円)・・26,364円
・20万円を利用した場合(分割金8,000円)・・52,714円
・30万円を利用した場合(分割金12,000円)・・79,083円

単純計算で、無利息期間の金利相当額は、完済するまでの金利相当額の5.6%以上にもなり、結構なサービスだということがわかります。

●インターネットで最短即日融資

セントラルで借り入れするには、下記の方法があります。

  1. セントラルの店頭(窓口・自動契約機)で
  2. お電話で
  3. インターネット(パソコンス・マートフォン)で
  4. コンビニのFAX(マルチコピー機)で

店舗の近郊にお住まいの方は、店頭に出向くのも良いと思いますが、遠方の場合は, 365日24時間、都合の良い時に申込みができる、インターネットでの申込みがおすすめです。

インターネットキャッシングでも、契約書類の取り交わしは、後日、郵送で大丈夫なので、最短で申込みをした当日の融資が可能です。
(申込み受付が14時以降の場合は後日の振込になります。)

※参考
現在、多くの中小消費者金融が「最短、即日融資」を謳っていますが、これは、あくまでも「最短」の場合であり、本気で即日融資に対応している会社はほとんどありません。
(中小規模の消費者金融は、審査にヒアリングを取り入れるなど、時間をかけて融資をしている会社が多いのが現状です。)
そのような中、セントラルは、本気でスピード融資に取り組んでいる、数少ない消費者金融です。
セントラルのネットでの口コミ情報にも、「即日融資可能であった」など、スピーディーな対応に関するものが目立ちます。

●リボルビング契約なので枠内追加融資が可能

セントラルの返済方法は、基本的には「残高スライドリボルビング」です。
リボルビング契約とは、定められた限度額の範囲内で、入金と出金が繰り返し可能な契約形態です。
枠内の利用は、店舗に電話して振込みをしてもらうことも可能ですが、Cカードの発行を行えば、近くに専用ATMがなくても、全国のセブン銀行ATMから入出金が可能になるので便利です。

●承認率が高水準で推移

中小消費者金融の承認率は、時期やその会社によって明らかな開きが出てきます。
最近の傾向では、平均で5%前後、低い会社で2%、高い会社でも7%前後といったところです。
セントラルの承認率は、インターネットキャッシング開始から、基本的には、7%前後の高水準をキープしていることは評価できます。

●過去に自己破産や債務整理をした方も審査対象

セントラルでは、広告宣伝の自主規制上、公表はしていませんが、過去に自己破産や債務整理をした方も審査対象としています。
これは、現在、多重債務に陥っている人よりも、自己破産や債務整理で過去の負債がクリアされている人の方が、返済能力が高いと判断できるからです。

但し、現在他社の返済が遅れているような場合は、審査は通りません。

セントラルのここが心配

●急拡大が心配

セントラルは、インターネットキャッシングを開始して以後、急速に拡大路線を走っていますが、その急拡大がやや心配でもあります。

過払い金返還請求や改正貸金業法施行などの影響で、廃業に追い込まれる同業他社が多数ある中、セントラルが生き残れたのは、もともと地元密着型の営業スタイルで、拡大路線を採ってこなかったことも原因のひとつです。
拡大路線を採るということは、メリットも大きい分、何か問題が起こった際のダメージも大きいからです。

●無人店舗の増設

セントラルは関東エリアを中心に、次々と無人店舗の増設を実施しています。
しかし、これはいまどき主流の手法ではありません。

自社で無人店舗やATMを設置することは、その維持費にもかなりのコストがかかります。

そもそも、無人店舗がなくても、インターネットキャッシングで全国エリアを網羅できますし、ATMに関しても、セブン銀行とのATM提携など、既に全国展開している他社に乗り入れするのが主流です。
どのような戦略で次々増設を実施しているかはわかりませんが、拡大路線を採るにしても、コストのかけすぎが、やや心配されます。

※セントラル池袋店

セントラルの女性専用キャッシング

セントラルには、女性専用キャッシングとして「マイレディス」という商品があります。

審査時に対応するオペレーターが全て女性という以外の商品性は、特に通常の商品と変わりありませんが、通常のキャッシング商品と明確な区別をして女性専用ということを、より強調したものです。

パート・アルバイトなど収入が少ない方もターゲットにして積極的に融資対象としていることは注目です。

ただし総量規制に抵触する、無職、無収入の専業主婦の借入はできません。

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総評

セントラルの魅力は、その潤沢な資金力です。
無人店舗の増設やセブン銀行とのATM提携などは、社内的なシステム整備を含め、億単位のコストがかかっているはずです。
尚且つ、利便性の増加に伴い、申込者も増加してくるので、相当額の融資金の準備も必要となっているはずです。

中小消費者金融の承認率は、しばしば調達資金に左右されます。どんなに貸したくても、貸すお金が調達できなければ、積極融資の方針は採用できないからです。

店舗の急拡大がやや危惧されるものの、融資までのスピード、サービス、承認率は、中小消費者金融のトップクラスであることは間違いありません。

拡大路線の流れはまだ当面継続すると思われるので、今後の承認率も期待出来そうです。
セントラルは大手に次ぐ申込先としては、満足度はかなり高いので、おすすめ出来ます。

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     審査が通る中小消費者金融

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