AZ株式会社
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概要
AZ株式会社は、もともとは、バルファイナンスという消費者金融から債権譲渡を受けて設立されましたが、改正貸金業法施行後の市場で一躍有名になった中小消費者金融です。
法改正の影響で、同業他社が業務縮小や廃業に追い込まれる中、早い時期から積極融資を展開していたからです。
(その当時、積極融資をしていた会社は、AZを含め、京都、大阪など、なぜか関西エリアに集中していました。)
また、その後は、同じビル内で営業していた関連会社のケンファイナンスも統合しています。
最近は、他にも積極融資を行っている中小消費者金融が増えてきたため、やや影が薄くなってしまったことは残念です。
※当サイトでは、一旦、AZ株式会社の紹介を中止しています。
AZは、改正貸金業法施行直後の市場で大活躍していましたが、その後は、同業他社の進出に反比例して、当時の勢いはなくなってしまいました。
(事実、広告宣伝にもあまり力を入れておりません。)
現在は、AZよりも、承認率やサービス面で優っている会社は多く存在するので、そちらからの申込みをおすすめします。
※AZ株式会社外観(Googleマップより)
AZ株式会社のここを評価
●早い時期から金融事故者に積極融資をしてきた
前述したように、AZ株式会社は、2010年6月の改正貸金業法施行直後の早い時期から、積極融資を行っていました。
もちろん、自己破産や債務整理をした方も審査対象としています。
法改正直後の時期は、同業他社で積極融資をしていた業者は限られていたので、AZをはじめ、一部業者が市場を独占していました。
ネット上でも、まさに「神」とあがめられていたものです。
(但し、その結果、サービスの充実が遅れてしまったことは否めません。)
●申込みから契約までWEBで完結
AZでは、申込みから契約までをWEBで完結することが可能で、郵送物がありません。
本人確認書類などは、アップロードするか、カメラアプリで送信できますし、契約書類は、メールで確認をするという手法です。
このような手法を採用することは、新しい試みなので評価できます。
※AZ株式会社以外で、郵送物が不要なWEB完結を導入している中小消費者金融に、「アロー」がありますが、こちらのWEB完結の方が、完成度は高い内容になっています。
AZのWEB完結は、アローのそれと比較すると、やや手続きが大雑把なので、個人情報管理などには、やや不安を感じます。
AZ株式会社のここがイマイチ
●審査は属性重視
多くの口コミからも、AZの属性審査は、同業他社に比べて厳しいと判断できます。
同業他社の審査では、パート、アルバイトなど、属性が悪くてもヒアリングを駆使して、可決を引き出そうとする姿勢が見られますが、AZでは、正社員でない場合は、なかなか可決には結びつきません。
●接客が悪いという噂も
AZに申込みをしたが、無礼な態度を取られたという情報も多く寄せられています。
(その逆に、対応がよかったという情報もあります。)
この辺りは、個人の主観によるところが大きいので、何とも言えませんが、このような傾向は、関西地域にある中小消費者金融ではよく聞かれます。
関西弁が醸し出す、独特の雰囲気を、やや厳しいと感じる方が多いということかもしれません。
総評
AZ株式会社は、法改正直後のスタートダッシュが成功して、知名度も一気にあがり、これまでかなりよい位置をキープしていました。
(その功績のおかげで、それ以後、広告宣伝に大して費用をかけなくとも、高い知名度は、維持できていたはずです。)
しかし、中小消費者金融の市場は、当時と違って、多くの業者が参入しており、サービス面も徐々に充実してきています。
AZは、そのような同業他社との競争の中で、正直、乗り遅れてしまった感があります。
(そもそも、そこまで拡大路線を採用する気はないかもしれません。)
但し、正規登録業者であることは間違いないので、最終的な選択肢として、覚えておくことをおすすめします。