できる限り早く借りたい場合はどうすればいいの?
Q:中小消費者金融への申込みを検討していますが大手と違って、実際に借入れできるまでに時間がかかるという話を聞いています。
できる限り早く借入れをしたいのですが、どうすればいいでしょうか。
A:中小消費者金融の中には、「即日融資」に対応していない、または対応していても積極的ではない会社もあります。
まずは、申込みをする会社の選択が重要です。
また、審査手順を想定して、事前準備をしておくとスムーズに審査が進みます。
詳しく解説していきましょう。
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中小消費者金融で即日融資は可能か!?
各中小消費者金融の公式ホームページには、大抵どこの会社も「最短で即日融資可能」という宣伝文句を掲げていますが、これは、あくまで「最短」ということであって、振込み融資の場合、実際は申込みをした当日に融資を受けることはなかなか困難なことです。
現実は、早い会社でも申込みをした翌日の融資といったところで、遅い会社だと融資まで一週間ほどかかることも珍しくありません。
中小消費者金融は、審査スピードよりも、慎重な審査を重視しているため、これはある意味やむを得ないことです。
ただし、理論的には、当日の14時ごろまでに審査が完了すれば、銀行振込みには間に合うので、スピード意識の高い会社であれば、「即日融資」も可能ということになります。
本気で「即日融資」を目指すのであれば、遅くとも、当日のAM中には申込みを完了しておきましょう。
スピード意識の高い会社に申込め!
では、スピード意識の高い会社とはどのような会社でしょうか。
それは、以下のようなポイントをおさえた会社であることが前提となります。
①契約書類を取り交わす前に振込みをしてくれる会社
中小消費者金融の中には、審査結果が出た後、契約書類を郵送して、それが記入押印されて戻ってきてからの融資実行している会社もあります。
この場合、書類の郵送、返送で、一週間くらいはかかってしまいます。
逆に、スピード意識の高い会社は契約書類を取り交わす前に振込み融資を可能としています。
②拡大路線を採用している会社
その会社が拡大路線を採用しているかどうかも見逃せないポイントです。
これから全国で、どんどん融資残高を伸ばしていきたい会社であれば、スピードを重視して、利便性を高めることが求められてきます。
しかし、地域未着型でこじんまりやってゆくのであれば、リスクを負ってまで、スピードに力を入れる必要はありません。
こちらの記事では、各中小消費者金融を「融資までのスピード」で比較しているので参考にしてください。
(参考記事:融資までのスピードで比較!)
審査の事前準備しておく
次に重要になってくるのは、審査の事前準備です。
中小消費者金融の審査は、各会社によって多少の順序の違いはありますが、おおよそ次のような手順で進みます。
・申込みフォームに必要事項を入力して申込みをする。
↓
・申込みフォームの入力内容と、指定信用情報機関の返済能力調査で「一次審査」が行われる。
↓
・生活状況の詳細についてヒアリング
↓
・必要書類の提出
↓
・在籍確認
↓
・融資実行(振込み)
この工程で事前準備出来そうなのは、以下の内容です。
※必要書類
必要書類は次のものを用意しておくと良いでしょう。
・免許証、健康保険証などの本人確認書類
・源泉徴収票、収入証明、給料明細(直近2カ月分)など収入を確認出来る書類
※在籍確認
中小消費者金融の在籍確認は電話をする時間帯をある程度指定することができます。
(特に勤務先での在籍確認は、自分が電話に出られるタイミグがあれば安心です。)
早めに融資して欲しいのであれば、早めに在籍確認の日時を指定することが必要です。
※振込み融資
振込み融資を受けるためには、自分名義の銀行口座が必要です。
先方に伝える銀行口座も用意しておきましょう。
このくらいの事前準備をしておけば、審査はスムーズに進むと思われます。
注意事項
なるべく早く借りたいという気持ちはわかりますが、中小消費者金融の場合、あまり焦りすぎないようにしましょう。
あまりに切羽詰まった印象を持たれることは審査上マイナスになるからです。
「審査結果はまだか、まだか」と何度も問い合わせをするなどというのは、最悪の対応です。
前述したように、中小消費者金融は基本的に慎重な審査を行っています。
グッとこらえて、落ち着いて待つということも重要です。