審査落ちした方へのアドバイス
消費者金融に申込みをしても残念ながら否決になってしまうこともあります。
そんな時はどうしたらよいのでしょうか。
ここでは審査落ちした場合の対処法について解説していきたいと思います。
あきらめるのは、この章を読んでからでも遅くはありません。
是非チェックしておいてください。
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否決原因が明らかな場合
まずは否決となった原因をできる範囲で分析してみましょう。
そして原因が判明すれば、その問題を解消することに努めてください。
例えば、以下のように否決原因が明らかな場合は、次の申込みは、問題が解消してからにすべきです。
・他社延滞中
・無職
・総量規制オーバー
このままの状態では、どこの会社に申込みをしても可決となる見込みはないでしょう。
否決原因がよくわからない場合
否決となった原因がよくわからない場合は、少なくとも、もう2社ほど別の消費者金融に申込みをすることをおすすめします。
中小消費者金融の審査基準はその時の会社の状況によって流動的です。
極論、たまたま、忙しいタイミグで申込みをしたとか、審査担当者の性格と合致しなかったとか、そういったことで審査結果が決まってしまうことすらあります。
前述したような、明らかな否決要件に該当しないのであれば、あまりこだわって原因を追究すること自体、不毛です。
割り切って、別の会社に申込みをしてみるべきです。
また、よく「申込みブラック」になることを気にされる人もいますが、月5件程度の連続申込みであれば、ほとんどの中小消費者金融の審査で許容範囲のはずなので安心してください。
(参考記事:「申込みブラック」って要するに何がいけないの?)
別の会社も落ちてしまった場合
別の会社2社に申込みをして、連続3社で審査が落ちるようであれば、これはたまたま落ちたということではありません。
自覚がないだけで、否決となる何らかの原因があるということです。
そんな時は、指定信用情報機関の㈱日本信用情報機構(通称:JICC)に開示をして自分自身の信用情報をチェックしてみることをおすすめします。
自覚がないうちに信用情報に事故情報が登録されてしまっていることもあり得るからです。
また、信用情報に登録されている事故情報が更新漏れなど、誤っている場合もあります。
特に、過去に自己破産や債務整理をしたことがある方は誤った情報が掲載されている可能性が高いので、開示は絶対にしておきましょう。
もし、開示をした結果、登録情報に誤りがあれば、JICCを通して、訂正してもらうことも出来ます。
(参考記事:JICCのブラック情報を徹底解説)
次回申込みまでどのくらい期間を空けるべきか
否決となった原因が解消した場合、次回申込みまでどのくらい期間を空けたらよいのでしょうか。
これは否決理由によっても異なってきます。
具体的には以下のようになります。
●延滞が原因の場合
- 1週間程度の他社延滞:解消後3カ月は空ける
- 1カ月程度の他社延滞:解消後1年は空ける
- 3カ月を超える他社延滞:少なくともその会社を完済するまでは空ける
●無職が原因の場合
少なくとも勤続半年以上となるまで空ける
●総量規制が原因の場合
消費者金融からの借入れ総額が年収の3分の1の額から10万円以上下回るまで減るまで空ける
例)年収300万円の人の場合、借入れ総額が90万円を下回るまで
この期間を空けるということは、かなり重要なことです。
一定期間を空けずに、同じ会社に再度申込みをしても、まともな再審査をしてもらえずに、否決になってしまうことがあるからです。
消費者金融によっては、「〇カ月以内に否決にした人は、再度申込みがあっても、何も審査せずに否決」というルールを決めている会社もあります。
再申込みは、同じ会社か別の会社か
また、次回、申込みをする場合は、同じ会社に申込みをするのか、新たな会社に申込みをするのかという問題もあります。
これは可能であれば新たな会社に申込みをする方が可決となる可能性は高まります。
同じ会社に申込みをした場合、その会社は、貴方が過去、申込みをして否決となったデータを保有しているので審査に偏見が入る可能性があるからです。
もちろん否決原因が解消してから一定期間空ければ、同じ会社でも可決となる可能性もありますが、偏見がない分、他社に申込みをする方が有利だと言えます。