借入れ先を探すコツ
キャッシングは各自のライフスタイルにあった借入れ先を選ぶべきですが、具体的にどこの会社に申込みしたらいいのかよくわからないという人は多と思います。
今回は自分自身にマッチした借入れ先をどのように選ぶのか、様々な観点からまとめてみました。
Contents
短期借入れか長期借入れか
今回の借入れについて、数カ月程度の短気借入れを予定しているのか、それとも、この先何年かかけて返済してゆく長期借入れなのかでおすすめの借入れ先は変わってきます。
すなわち、
- 短期借入れ・・無利息サービスがある消費者金融がおすすめ
- 長期借入れ・・金利が低い銀行カードローンがおすすめ
ということです。
特に、大手消費者金融では「初回30日間の無利息サービス」はほとんどの会社が採用しているため、1カ月程度の利用であれば実質無金利で利用することができます。
また、最近では中小消費者金融の中にも無利息サービスを採用している会社も増えてきており、中には大手を超える無利息期間を設けている会社もあるので注目です。
(参考記事:無利息サービスで比較!)
急いでいる人は消費者金融
できる限り早めに融資を受けたいという方には、銀行カードローンではなく消費者金融がおすすめです。
なぜなら銀行カードローンは、2018年1月より、個人向け新規貸出しに関して「即日融資」を取りやめているからです。
(表向きは、反社会勢力との取引排除をするための調査に時間を要すということですが、事前にこのような自主規制を打ち出して、過剰融資問題で調査に入った金融庁の批判をかわす目的があったようです。)
消費者金融では、今のところそのようなことはなく、「最短即日融資」に対応している業者がほとんどです。
属性によっておすすめ先は変わる
申込者の属性によってもおすすめ先は変わります。具体例をあげて説明していきましょう。
●初めてキャッシングをする方
キャッシング自体が初めてという方であれば、銀行カードローンや大手消費者金融に申込みをするのがセオリーです。
銀行や大手消費者金融は、信頼度が高く、サービス面も中小消費者金融の比ではありません。
当サイトでは中小消費者金融について特集していますが、初めて申込みをするのであれば、絶対に銀行や大手をおすすめします。
中には、物好きなのか(失礼!)、初めてのキャッシングなのになぜか中小消費者金融に申込みをしてくる人もいますが、せっかく申込みをしても中小消費者金融側から変に警戒されて審査が通らいないこともあります。
●主婦(無職無収入)の方
2010年6月の法律改正で、消費者金融業者には原則、年収の3分の1を超える貸付けを禁止する「総量規制」が導入されました。
このことによって、無職無収入の専業主婦は理論的に消費者金融業者の利用は出来なくなっています。
またしばらくは銀行カードローンがそのような専業主婦の受け皿になっていましたが、昨今、銀行カードローンの過剰融資が問題視されてから、大手メガバンクでは専業主婦への貸出しは自主ルールで取りやめています。
そのような中、専業主婦の方が借入れ出来る可能性があるとすれば、銀行カードローンの中でも、地銀、信金といった部類になります。
但し、これら地銀や信金も、最終的には大手メガバンクに追随することが予想されるので、先行きは利用出来なくなる可能性があります。
●既に他社借入れが2~3件以上の方
既に他社でのキャッシング利用が2~3件以上ある方は、中小消費者金融をおすすめします。
この利用件数2~3件というのはかなり微妙な件数で、属性によっては大手消費者金融でもまだ審査が通る可能性もありますが、融資額は相当低めに抑えられてしまうでしょう。
しかし、この件数で中小消費者金融であれば、50万円ほどの高額融資をしてもらえる可能性が高くなります。
●過去に自己破産や債務整理をした方
過去に自己破産や債務整理をしたことがある方は、迷うことなく中小消費者金融に申込みをしてください。
現在、中小消費者金融では、過去に自己破産や債務整理をした方のことを、マイナスイメージで捉えていません。
むしろ、過去の借金を清算した優良顧客として、既に他社で複数の借入れがある人よりも優遇される傾向があります。
筆者の知り合いの中小消費者金融業者も、いまや審査に通る人の7割ほどが、過去に自己破産や債務整理をした人になってしまっていると言っていたほどです。
※参考:
中小消費者金融に申込みをするのであれば、属性や条件を問わず、キャンペーン中の業者を探して申込みをすることをおすすめします。
そのような時期は、承認率も融資額もわかりやすくUPするからです。
例えば、
「新規会員募集」
「新商品のスタートアップキャンペーン」
などのタイミングは狙い目です。
個人向け融資は消費者金融がおすすめ
このように、各個人の状況によって、おすすめのキャッシング業者は変わってきますが、当サイトでは基本的に、消費者金融の利用をおすすめしています。
こと個人向け融資に関しては、銀行カードローンやクレジットカードでのキャッシングよりも、消費者金融のサービスが相対的に優れているからです。
これはもともと銀行や信販会社が、キャッシング事業が専門でないことに由来しています。
すなわち、
- 銀行・・
有担保の目的ローンや事業者ローンがメインで個人向け融資は付属業務 - 信販会社・・
買い物などの立替払い(ショッピングクレジット)がメインでキャッシングは付属業務 - 消費者金融・・
個人向け無担保融資がメイン
ということです。
50万円以内の小口を、
・無担保、無保証
・低金利
・スピーディー
に借入れするのであれば、やはり消費者金融を選択するのがベストでしょう。